dodaチャレンジで断られた!?断られた理由と対処法/難しいと感じた体験談

dodaチャレンジで断られた!?断られた理由や断られる人の特徴について解説します

「dodaチャレンジに登録したのに、求人を紹介してもらえなかった…」「面談後、サポート対象外と言われた…」——
そんな声を目にして、不安になっている方もいるのではないでしょうか。実は、dodaチャレンジのような障がい者専門の転職支援サービスでも、一定の条件によっては“断られる”ことがあります。でも安心してください。それは「あなたに価値がない」からでは決してありません。あくまで「今の状況ではマッチングが難しい」だけのことなんです。この記事では、なぜdodaチャレンジで断られてしまうことがあるのか、その理由や特徴、そして対処法までを丁寧にお伝えします。これを読めば、落ち込むのではなく「次にどう動くか」が見えてきますよ。

断られる理由1・紹介できる求人が見つからない

dodaチャレンジは、あなたに合った求人を丁寧に選んで紹介してくれるサービスです。ただし、希望条件がかなり限られている場合や、求人のタイミングが合わないときは、「ご紹介できる案件がありません」と言われることもあります。これは“能力の問題”ではなく、“条件とタイミング”のミスマッチによるものがほとんどです。

希望条件が厳しすぎる(在宅勤務限定、フルフレックス、年収500万円以上など)

「完全在宅がいい」「週3勤務で年収500万円以上が希望」など、こだわりの条件が強いと、それにぴったり合う求人はどうしても限られてきます。企業側も柔軟な働き方を進めてはいますが、すべての条件が整った求人はまだ少ないのが現実です。

希望職種や業種が限られすぎている(クリエイティブ系、アート系など専門職など)

「デザインだけやりたい」「動画編集しかやりたくない」など、専門性の高い職種に絞りすぎてしまうと、そもそも障がい者雇用枠として用意されている求人が少ない場合があります。希望を持つのは大事ですが、視野を広げることも新たなチャンスにつながるかもしれません。

勤務地が限定的(地方で求人自体が少ない)

住んでいるエリアが地方の場合、障がい者雇用に積極的な企業が少なかったり、通勤範囲内に求人がないといった理由で、紹介できる案件が見つからないこともあります。特にリモート勤務を希望しない場合、この傾向は強くなることがあります。

断られる理由2・サポート対象外と判断される場合

dodaチャレンジは、「障がい者雇用枠」の転職を前提としたサービスのため、一定の条件を満たしていないと、サポートを受けられないケースがあります。これも“切り捨て”ではなく、「まずは他のステップから始めてみましょう」という提案として捉えると、前向きに受け止めやすくなりますよ。

障がい者手帳を持っていない場合(障がい者雇用枠での求人紹介は、原則手帳が必要)

手帳がないと、企業側が「障がい者雇用」として正式に採用できないため、求人紹介自体が難しくなってしまいます。申請中の場合でも、手帳取得後の再登録でサポートを受けられることが多いので、準備を整える期間だと思っておきましょう。

長期間のブランクがあって、職務経験がほとんどない場合

ブランクが長くなると、企業に紹介するハードルが少し高くなるのは事実です。ただ、それは「働けない」と判断されているわけではなく、「もう少し準備を整えてから一緒に進みましょう」という意味合いが強いです。

状態が不安定で、就労が難しいと判断される場合(まずは就労移行支援を案内されることがある)

体調面で不安が強かったり、就労への準備がまだ整っていないと判断された場合は、いきなり求人を紹介するよりも、まずは就労移行支援などを通じて生活リズムを整えることをすすめられることがあります。これは否定ではなく、サポートの一環としての提案です。

断られる理由3・面談での印象・準備不足が影響する場合

dodaチャレンジでは、キャリアアドバイザーとの面談を通じて、あなたにぴったり合う求人を探してくれます。ただ、面談の準備が不十分だったり、自分の状況がうまく伝えられなかった場合、「マッチする求人を提案しづらい」と判断されることもあるんです。これは“あなたが悪い”というわけではなく、“伝え方の工夫”で大きく変えられる部分。少しだけ準備をすることで、アドバイザーの理解も深まり、サポートの幅が広がっていきますよ。

障がい内容や配慮事項が説明できない

「どんな場面で困りやすいか」「どういう配慮があれば働きやすいか」などを言葉にするのは難しいかもしれませんが、ざっくりでもいいので共有しておくと、企業に適切な提案がしやすくなります。「午前中に集中力が下がりやすい」「騒がしい環境が苦手」など、日常の感覚をそのまま伝えるだけでも十分です。

どんな仕事をしたいか、ビジョンが曖昧

「何でもいい」と言ってしまうと、逆にアドバイザーは提案しづらくなります。具体的な職種を言えなくても、「人と接する仕事よりは黙々と作業したい」など、少しだけ方向性があると紹介しやすくなりますよ。

職務経歴がうまく伝わらない

短期バイトやアルバイトしか経験がないという方でも、その中でやってきたことは立派な経歴です。「どんな仕事をして、どんな工夫をしたか」など、ざっくりとでも伝えられるように、事前にメモを用意しておくと安心です。

断られる理由4・地方エリアやリモート希望で求人が少ない

dodaチャレンジは全国に対応しているとはいえ、地方では求人の数自体が少ない地域もあります。特に、北海道・東北・四国・九州などでは、通勤可能な企業の数が限られており、希望条件とのマッチが難しいケースも。そのため「ご紹介できる求人がありません」と言われてしまうことがあります。

地方在住(特に北海道・東北・四国・九州など)

都市部と比べると、障がい者雇用を積極的に行っている企業が少ない地域では、dodaチャレンジとしても紹介できる求人が限定されてしまいます。地域密着の支援機関や他サービスと併用するのが現実的な対応策です。

完全在宅勤務のみを希望している場合(dodaチャレンジは全国対応ではあるが地方によっては求人がかなり限定される)

「在宅勤務が希望」という方は増えていますが、まだまだ完全リモート対応の企業は限られているのが実情です。「一部出社も検討可能」「最初だけ通勤してゆくゆく在宅へ切り替えたい」など、少し柔軟に考えてみると、選択肢が広がります。

断られる理由5・登録情報に不備・虚偽がある場合

dodaチャレンジでは、登録時に入力した情報をもとに求人の提案や企業への紹介を行います。そのため、内容に間違いや誤解を招く表現があると、正確なマッチングができなくなってしまいます。中には「ちょっと良く見せたくて…」「まだ手帳申請中だけど、いずれ取るから大丈夫」など、悪気なく情報を盛ってしまう方もいますが、正直な情報の共有こそが、よりよいサポートにつながります。あとから判明した場合、登録を断られてしまうこともあるので、慎重に入力しましょう。

手帳未取得なのに「取得済み」と記載してしまった

障がい者雇用枠での就職には、原則として障がい者手帳が必要です。まだ取得していない状態で「取得済み」と登録してしまうと、紹介された企業との間でトラブルになる可能性も。正直に「申請中」「未取得」などの状況を記載しておくことで、今できる範囲でのアドバイスや別ルートの提案を受けられる可能性があります。

働ける状況ではないのに、無理に登録してしまった

「今は体調が不安定だけど、登録しておけば安心かも…」と焦ってしまうこともあるかもしれません。でも、無理に登録してしまうと、面談で「現状ではサポートが難しいです」と言われてしまうケースもあります。いまは休む時期なのか、ステップを踏むべき時なのか、一度立ち止まって考えることも大切です。

職歴や経歴に偽りがある場合

少しでも評価されたいという思いから、つい実績を大きく書いてしまうこともあるかもしれません。でも、企業とのやりとりの中で事実と違うことが判明すると、信頼関係が壊れてしまうリスクがあります。たとえ短期のアルバイトでも、コツコツ働いてきた経験は立派な経歴です。正直に伝えることで、あなたに合った働き方が見つかります。

断られる理由6・企業側から断られるケースも「dodaチャレンジで断られた」と感じる

「dodaチャレンジで断られた」と感じてしまう方の中には、実は企業側の選考で不採用になっただけ…というケースも少なくありません。dodaチャレンジは求人を紹介し、企業との橋渡しをしてくれるサービスなので、最終的な合否は応募先の企業の判断によるものです。不採用の結果だけを見て「自分がダメなんだ」と落ち込む必要はありません。次のご縁へつなげていきましょう。

不採用は企業の選考基準によるもの

企業側には、求人ごとに「この条件で働ける人」「この業務経験がある人」といった基準があります。たとえスキルが足りなくても、人柄や意欲を評価してくれる企業もあれば、厳しく条件を見て判断する企業もあります。dodaチャレンジのアドバイザーは、選考の結果に合わせて次の求人を紹介してくれることが多いので、落ち込まずに相談してみましょう。

 

dodaチャレンジで断られた人の体験談/どうして断られたのか口コミや体験談を調査しました

体験談1・障がい者手帳は持っていましたが、これまでの職歴は軽作業の派遣だけ。PCスキルもタイピング程度しかなく、特に資格もありません。紹介できる求人がないと言われてしまいました

体験談2・継続就労できる状態が確認できないため、まずは就労移行支援などで安定した就労訓練を』と言われてしまいました。

体験談3・精神疾患で長期療養していたため、10年以上のブランクがありました。dodaチャレンジに相談したものの、『ブランクが長く、就労経験が直近にないため、まずは体調安定と職業訓練を優先しましょう』と提案されました

 

体験談4・四国の田舎町に住んでいて、製造や軽作業ではなく、在宅でのライターやデザインの仕事を希望していました。dodaチャレンジからは『ご希望に沿う求人はご紹介できません』といわれました

体験談5・これまでアルバイトや短期派遣での経験ばかりで、正社員経験はゼロ。dodaチャレンジに登録したら、『現時点では正社員求人の紹介は難しいです』と言われました

 

体験談6・子育て中なので、完全在宅で週3勤務、時短勤務、かつ事務職で年収300万円以上という条件を出しました。『ご希望条件のすべてを満たす求人は現状ご紹介が難しいです』と言われ、紹介を断られました

体験談7・精神障がい(うつ病)の診断を受けていますが、障がい者手帳はまだ取得していませんでした。dodaチャレンジに登録を試みたところ、『障がい者手帳がない場合は求人紹介が難しい』と言われました

体験談8・長年、軽作業をしてきたけど、体調を考えて在宅のITエンジニア職に挑戦したいと思い、dodaチャレンジに相談しました。『未経験からエンジニア職はご紹介が難しいです』と言われ、求人は紹介されませんでした

体験談9・身体障がいで通勤も困難な状況で、週5フルタイムは無理。短時間の在宅勤務を希望しましたが、『現在ご紹介できる求人がありません』と断られました

体験談10・前職は中堅企業の一般職だったけど、今回は障がい者雇用で管理職や年収600万以上を希望しました。dodaチャレンジでは『ご紹介可能な求人は現在ありません』と言われました

 

dodaチャレンジで断られたときの対処法について詳しく紹介します

「dodaチャレンジに登録したけれど、紹介できる求人がありませんと言われた…」
「面談までは進んだけど、その先に進めなかった…」そんな経験をすると、つい落ち込んでしまいますよね。でも、それは“あなたに価値がない”という意味ではありません。多くの場合、「今は少し準備が必要なだけ」なんです。スキルや経験に不安がある方も、これからの行動次第で、しっかりチャンスは広がっていきます。ここからは、dodaチャレンジで断られた場合でも前向きに進めるよう、状況別に対処法を紹介していきますね。

スキル不足・職歴不足で断られたとき(職歴が浅い、軽作業や短期バイトの経験しかない、PCスキルに自信がないなど)の対処法について

「経歴に自信がない」「パソコンが苦手」「バイトしかやったことがない」——そんな理由でdodaチャレンジからの求人紹介が難しかった方も、がっかりする必要はありません。むしろ今は「これから力をつけていくタイミング」です。働く準備を少しずつ整えていけば、数ヶ月後には新しい可能性が広がっているはずです。ここでは、スキルや職歴に不安がある方でもすぐに始められる3つの対処法を紹介します。

ハローワークの職業訓練を利用する/ 無料または低額でPCスキル(Word・Excel・データ入力など)が学べる

ハローワークでは、無料または低価格で受講できる「職業訓練講座」が多数用意されています。パソコン操作に自信がない方は、WordやExcelの基礎、ビジネスメールの書き方、データ入力のコツなど、実務に直結するスキルを学ぶチャンスです。修了証がもらえる講座も多く、履歴書に記載できるので就活時のアピールにもつながります。

就労移行支援を活用する/実践的なビジネススキル、ビジネスマナー、メンタルサポートも受けられる

「いきなり働くのはちょっと不安」「生活リズムから整えたい」という方には、就労移行支援の利用がおすすめです。毎日通所しながらビジネスマナーや報連相、メンタルケアなど、働くために必要なスキルが自然と身についていきます。職場実習や模擬面接などもあり、実践的な準備ができるのが魅力です。

資格を取る/MOS(Microsoft Office Specialist)や日商簿記3級があると、求人紹介の幅が広がる

「何をアピールしたらいいかわからない…」そんなときは、資格取得をひとつのステップにしてみるのも◎。MOS(Microsoft Office Specialist)はPCスキルの証明として広く認知されており、事務職を目指す方には特に有利です。日商簿記3級も、経理や事務系の求人で高評価を得やすい資格です。独学や通信講座でも取得できるので、無理のない範囲でチャレンジしてみましょう。

ブランクが長すぎてサポート対象外になったとき(働くことへの不安が強い、数年以上の離職や療養期間があるなど)の対処法について

dodaチャレンジの面談で「ブランクが長いので、今はご紹介が難しいかもしれません」と言われた経験がある方もいるかもしれません。長期間の療養や離職歴があると、再就職が難しいと感じてしまいますよね。でも大丈夫。ブランクがあることは決してマイナスではなく、「働くための準備期間だった」と捉えなおすこともできます。ここでは、生活リズムの再構築や、実績づくりにつながる具体的な対処法をご紹介します。

就労移行支援を利用して就労訓練をする/毎日通所することで生活リズムを整え、安定した就労実績を作れる

ブランクが長いと、「まずは日常生活から整えたい」と思う方も多いはず。就労移行支援事業所では、ビジネスマナーやPCスキルだけでなく、毎日通う習慣を作ることができます。実際に、就労移行を経てからdodaチャレンジでの紹介を再開したというケースも少なくありません。

短時間のバイトや在宅ワークで「実績」を作る/週1〜2の短時間勤務から始めて、「継続勤務できる」証明をつくる

最初からフルタイムや週5勤務を目指さなくても大丈夫。まずは週1〜2回、短時間でも継続的に働いてみることが第一歩です。「少しずつ働けるようになっている」という実績が、自信にもつながり、次の就職活動での大きなアピール材料になります。

実習やトライアル雇用に参加する/企業実習での実績を積むと、再登録時にアピール材料になる

企業での就労体験ができる実習やトライアル雇用もおすすめです。実際の職場で働いた経験は、ブランクを埋めるためだけでなく、「働ける力がある」という説得力のある証明になります。自治体や支援機関、就労移行支援から紹介されることが多いので、まずは相談してみましょう。

地方在住で求人紹介がなかったとき(通勤できる距離に求人が少ない、フルリモート勤務を希望しているなど)の対処法について

都市部と比べて、地方では障がい者雇用の求人そのものが少ない地域もあります。「フルリモートなら働けるのに」「このエリアだと求人が全然ない」…そんなお悩みを抱える方に向けて、今すぐ始められる具体的な方法をお伝えします。

在宅勤務OKの求人を探す/他の障がい者専門エージェント(atGP在宅ワーク、サーナ、ミラトレ)を併用

dodaチャレンジに限らず、他の障がい者雇用専門エージェントにも在宅勤務OKの求人が掲載されている場合があります。特にatGP在宅ワークなどは、リモートワークに特化した求人が豊富です。エージェントを複数利用して、それぞれの特徴を活かすのがポイントです。

クラウドソーシングで実績を作る/ランサーズ、クラウドワークスなどでライティングやデータ入力の仕事を開始

「少しでも収入が欲しい」「何か仕事の実績がほしい」…そんなときは、クラウドソーシングでのお仕事もおすすめです。自宅で完結できるライティングやデータ入力などの案件を、無理のないペースで始めてみましょう。働いた実績があると、次の転職活動でもプラスに働きます。

地域の障がい者就労支援センターやハローワークに相談する/地元密着型の求人情報が得られる場合がある

意外と見落とされがちなのが、地域にある障がい者就労支援センターやハローワーク。地元密着の求人を多く扱っている場合があり、企業と直接つながっていることも。dodaチャレンジと並行して相談することで、新たな求人に出会えるチャンスが広がります。

希望条件が厳しすぎて紹介を断られたとき(完全在宅・週3勤務・年収◯万円など、条件が多いなど)の対処法について

「週3日で働きたい」「完全在宅でないと難しい」「でも年収は最低◯万円ほしい」…
自分の希望条件を持っていること自体は、とても大切なことです。でも、そのすべてが同時に叶う求人は、まだまだ限られているのが現実です。
断られた理由が「条件が多すぎる」という場合でも、少し工夫するだけで、十分にチャンスは広がっていきます。ここでは、理想を諦めずに実現に近づけるための具体的な対策を紹介します。

条件に優先順位をつける/「絶対譲れない条件」と「できれば希望」を切り分ける

すべてを完璧に満たす求人を探そうとすると、選択肢が極端に狭くなってしまいます。そこで大切なのが、「譲れない条件」と「あると嬉しい希望」を分けて考えること。たとえば「完全在宅は絶対に必要。でも勤務時間は少しなら調整できるかも」といったように、現実的な優先順位を整理すると、マッチする求人が一気に増えることがあります。

譲歩できる条件はアドバイザーに再提示する/ 勤務時間、出社頻度、勤務地を柔軟に見直す

面談で「紹介できる求人がありません」と言われたときでも、条件を見直してアドバイザーに再度伝えることで、新たな提案を受けられる可能性が高まります。「最初だけ出社OK」「週4日勤務でも大丈夫です」など、少しの柔軟性が大きな違いを生みます。妥協ではなく、段階的なステップと考えると前向きになれますよ。

段階的にキャリアアップする戦略を立てる/最初は条件を緩めてスタート→スキルUPして理想の働き方を目指す

今すぐ理想の働き方が難しくても、「まずは実績を作って、いずれ希望に近づいていく」というステップ型の考え方もあります。たとえば、最初は通勤が必要な仕事で経験を積み、在宅勤務への切り替えを相談したり、スキルアップを通じて条件交渉をしやすくしたり…。いまの理想を少し先のゴールとして設定することで、目の前の選択肢が広がっていきます。

手帳未取得・障がい区分で断られたとき(障がい者手帳がない、精神障がいや発達障がいで手帳取得が難航している、支援区分が違うなど)の対処法について

dodaチャレンジは「障がい者雇用枠」に特化した転職支援サービスのため、基本的に障がい者手帳の取得が前提となっています。そのため、まだ手帳を取得していない場合や、区分が異なる場合には「サポート対象外」となることも。ただ、これは“もう利用できない”という話ではありません。準備を整えた上で、あらためて登録し直すという選択肢も十分にあります。

主治医や自治体に手帳申請を相談する/ 精神障がい・発達障がいも条件が合えば取得できる

精神障がいや発達障がいの場合でも、条件を満たせば手帳を取得できる可能性があります。まずは主治医やお住まいの自治体に相談し、自分の状態がどの程度手帳の対象となるか確認してみましょう。診断書の準備や手続きの流れなども丁寧に教えてもらえます。

就労移行支援やハローワークで「手帳なしOK求人」を探す/一般枠での就職活動や、就労移行後にdodaチャレンジに戻る

手帳がない状態でも応募できる求人は、ハローワークや一部の就労移行支援、障がい者支援サービスでも扱っています。そういった求人を探しながら、手帳取得後にdodaチャレンジに再登録するというのも現実的な流れです。あくまで「今は準備期間」と考え、焦らず進めていきましょう。

医師と相談して、体調管理や治療を優先する/手帳取得後に再度登録・相談する

いまはまだ働くことが難しいという場合は、無理に登録を急がず、まずは医師と相談しながら体調を整えることを優先してください。回復や安定を第一に考えることで、後々の転職活動もスムーズに進みやすくなります。手帳取得の準備が整ったタイミングで、あらためて登録し直せば、今よりも手厚いサポートが受けられるはずです。

その他の対処法/dodaチャレンジ以外のサービスを利用する

dodaチャレンジで断られてしまったからといって、それがすべての終わりではありません。自分に合うサポートは、ひとつじゃないんです。たとえば、atGPやサーナは在宅ワークの求人に強く、障がい特性に応じた支援体制を整えているサービスもあります。また、地域密着の支援センターや、ハローワークなども視野に入れておくことで、新しい可能性が広がっていきます。「合わなかった」ではなく、「次の選択肢を探そう」という気持ちで、一歩ずつ前へ進んでいきましょう。

dodaチャレンジで断られた!?精神障害や発達障害だと紹介は難しいのかについて解説します

身体障害者手帳の人の就職事情について

障害の等級が低い場合は就職がしやすい

身体障がいのある人は、**障がいの内容が「見えやすい」ことから、企業側も配慮しやすく採用しやすい傾向にある

企業側が合理的配慮が明確にしやすい(例:バリアフリー化、業務制限など)から、企業も安心して採用できる

上肢・下肢の障がいで通勤・作業に制約があると求人が限られる

コミュニケーションに問題がない場合は一般職種への採用も多い

PC業務・事務職は特に求人が多い

精神障害者保健福祉手帳の人の就職事情について

症状の安定性や職場での継続勤務のしやすさが重視される

見えにくい障がいなので、企業が「採用後の対応」に不安を持ちやすいのが現実

採用面接での配慮事項の伝え方がとても大切!

療育手帳(知的障害者手帳)の人の就職事情について

療育手帳の区分(A判定 or B判定)によって、就労の選択肢が変わる

A判定(重度)の場合、一般就労は難しく、福祉的就労(就労継続支援B型)が中心

B判定(中軽度)の場合、一般就労も視野に入りやすい

障害の種類と就職難易度について

手帳の種類 就職のしやすさ 就職しやすい職種 難易度のポイント
身体障害者手帳(軽度〜中度) ★★★★★★ 一般事務・IT系・経理・カスタマーサポート 配慮事項が明確で採用企業が多い
身体障害者手帳(重度) ★★ 軽作業・在宅勤務 通勤や作業負担によって求人が限定
精神障害者保健福祉手帳 ★★ 事務補助・データ入力・清掃・在宅ワーク 症状安定と継続勤務が評価されやすい
療育手帳(B判定) ★★★★ 軽作業・事務補助・福祉施設内作業 指導・サポート体制が整った環境で定着しやすい
療育手帳(A判定) ★★ 福祉的就労(A型・B型) 一般就労は難しく、福祉就労が中心になる場合が多い

 

障害者雇用枠と一般雇用枠の違いについて

障害者雇用枠の特徴1・企業が法律に基づき設定している雇用枠

障害者雇用枠の特徴2・障害者雇用促進法により、民間企業は従業員の2.5%以上(2024年4月〜引き上げ)を障がい者として雇用するルールがある

障害者雇用枠の特徴3・障害をオープンにし配慮事項を明確に伝えた上で雇用される

一般雇用枠の特徴1・障害の有無を問わず、すべての応募者が同じ土俵で競う採用枠

一般雇用枠の特徴2・障害を開示するかは本人の自由(オープン就労 or クローズ就労)

一般雇用枠の特徴3・基本的に配慮や特別な措置はないのが前提

年代別の障害者雇用率について/年代によって採用の難しさは違うのか

障害者雇用状況報告(2023年版)を元に紹介します

年代 割合(障害者全体の構成比) 主な就業状況
20代 約20~25% 初めての就職 or 転職が中心。未経験OKの求人も多い
30代 約25~30% 安定就労を目指す転職が多い。経験者採用が増える
40代 約20~25% 職歴次第で幅が広がるが、未経験は厳しめ
50代 約10~15% 雇用枠は減るが、特定業務や経験者枠で採用あり
60代 約5% 嘱託・再雇用・短時間勤務が中心

 

若年層(20〜30代)の雇用率は高く、求人数も多い

40代以降は「スキル・経験」がないと厳しくなる

50代以上は「短時間勤務」「特定業務」などに限られることが多い

dodaチャレンジなどの就活エージェントのサービスに年齢制限はある?

年齢制限はないが 実質的には「50代前半まで」がメインターゲット層

ハローワーク障がい者窓口や障がい者職業センター(独立行政法人)も併用するとよい

 

dodaチャレンジで断られたときの対処法についてよくある質問

dodaチャレンジの口コミや評判について教えてください

関連ページ:dodaチャレンジの口コミは?障害者雇用の特徴・メリット・デメリット

dodaチャレンジの求人で断られてしまったらどうすれば良いですか?

関連ページ:dodaチャレンジで断られた!?断られた理由と対処法/難しいと感じた体験談

dodaチャレンジで面談後に連絡なしの理由について教えてください

関連ページ:dodaチャレンジから連絡なしの理由と対処法/面談・求人・内定それぞれのケースと連絡なしの理由

dodaチャレンジの面談の流れや聞かれることなどについて教えてください

関連ページ:dodaチャレンジの面談から内定までの流れは?面談までの準備や注意点・対策について

dodaチャレンジとはどのようなサービスですか?特徴について詳しく教えてください

障がい者手帳を持っていないのですが、dodaチャレンジのサービスは利用できますか?

dodaチャレンジに登録できない障害はありますか?

dodaチャレンジの退会(登録解除)方法について教えてください

dodaチャレンジのキャリアカウンセリングはどこで受けられますか?

dodaチャレンジの登録には年齢制限がありますか?

離職中ですがdodaチャレンジのサービスを利用できますか?

学生ですがdodaチャレンジのサービスを利用できますか?

 

参照:よくある質問(dodaチャレンジ)

 

dodaチャレンジは断られない?その他の障がい者就職サービスと比較

就職サービス名 求人数 対応地域 対応障害
dodaチャレンジ 1,500 全国 全ての障害
アットジーピー(atGP) 1,500 全国 全ての障害
マイナビパートナーズ紹介 350 全国 全ての障害
LITALICOワークス 4,400 全国 全ての障害
就労移行支援・ミラトレ 非公開 全国 全ての障害
ランスタッドチャレンジ 260 東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪 全ての障害
Neuro Dive 非公開 全国 全ての障害
Cocorport 非公開 首都圏、関西、東海、福岡 全ての障害

 

dodaチャレンジで断られた!?断られた理由と対処法/難しいと感じた体験談まとめ

 

関連ページ:dodaチャレンジの口コミは?障害者雇用の特徴・メリット・デメリット